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【裏処理】くるみボタンの裏の仕立て方

制作
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強度、肌触り、見た目を重視

これまで、くるみボタンのアクセサリーは、強度を重視して長時間固定する接着剤を使用していました。
ネット販売の場合はご注文をお受けしてから、ピアスかイヤリングの金具とくるみボタンに接着剤を塗り、マスキングテープで台に固定して乾燥させていたのですが、強度のある接着剤のため24時間ほど乾かす必要があり、その間に金具とくるみボタンの位置が少しずれたり、接着途中で外れている可能性もあるので改善を試みていました。
それに、接着剤は少しでもはみ出してしまうと、乾く前であっても拭った跡が残ってしまうので、仕上げの金具の段階で不格好なためボツになった作品がいくつもありました。金属用、多用途接着剤、瞬間接着剤とピアス・イヤリングの金具など十数種類以上の組み合わせを試していた頃、ちょうどレジンアクセサリーを始めたところだったので「そうだ!レジンがあるじゃないか!」と、ようやくレジンに落ち着きました。

レジンで固める方法

糸のねじれ

うるうるツヤツヤの見た目、レジンがきれい!

金具とくるみボタンを接着剤で留めていた時は、強度のため、裏側にフェルトを貼っていたのですが、フェルトが接着剤で固まり、ざらつきを感じることがありました。
接着剤やフェルトを使わずにレジンで裏側を固めると、強度がしっかりしているし耐久性が良く、肌触りもツルツルで、見た目もきれいです。なにより、UVライトで固めるとすぐに接着できるので時短になり、その分お客様に早く発送手配させていただけるのが嬉しいポイントです。

金具の段差が滑らかに

レジンで2回ほど盛るように固めると、金具とくるみボタンの段差がなくなり、表面が滑らかになります。ツルツルの肌触りですが、滑りにくいのでイヤリングが落下・紛失する心配が減ります。

糸のねじれ

レジンアレルギーの心配は?

パジコ

私はPADICO(パジコ)さんの『星の雫 HARD』というレジンを使用しています。
レジンについて調べた時に、たくさんのレジン液が販売されている中で安全性が確認されていたからです。

下記はPADICOさんのWEBサイトからの引用です。

私ども(パジコ)が販売しているUVレジン『太陽の雫』『星の雫』シリーズにつきましては、手芸クラフト用として一般消費者のお客様が使用することを前提としてパジコ独自に開発したものです。
また、UV-LEDレジン『星の雫ハード』につきましては、完全硬化させた樹脂について『皮膚への刺激性(炎症性)』や『感作性(アレルギー性)』の試験を専門機関で行ない、皮膚等に接触するアクセサリー製品として安心・安全にご使用頂ける製品であることを確認しております。

Q、硬化後のレジン作品を身につけても大丈夫?

A、UVレジン(太陽の雫ハード、ソフト)、およびUV-LEDレジン(星の雫ハード、ソフト)は完全硬化していれば、問題なく身に付けていただけます。
特に、UV-LEDレジン『星の雫ハード』については、前記の通り、すでに専門機関による刺激や感作性の検査を実施しており、安全性が確認されております。しかしながら、肌の弱い方など人によってはアレルギー反応を起こす場合もありますので、不安がある場合は事前にパッチテストなどを行うことをお勧めします。

まとめ

長時間身につけるアクセサリーですので、安心安全に配慮しながら、見た目もきれいに、耐久性にもこだわりたいですね。他にもアクセサリーの裏処理をご紹介してまいりますのでお楽しみに!