【特集】癒される丸い世界『コットンパール』 - 全国ハンドメイドイベントまとめ

いまやハンドメイドアクセサリーには欠かせないコットンパール。
コットンパールの歴史の始まりは、19世紀のフランスだといわれています。日本では高度経済成長期に大阪で生産されていたものの、安価なプラスチック製パールの勢いにのまれ、一旦生産が途絶えます。
それから再び2,000年ごろから注目され始め、新しい素材としてブランドやハンドメイドアクセサリー作家にも愛用され、フォーマル人なりすぎない手軽さから人気のアクセサリーパーツです。

コットンパールとは？
コットンパールの種類
まとめ

コットンパールとは？

コットン（綿）を球体に固めて表面にパールのようなコーティング加工を施したアクセサリーのパーツです。コットンが原料のため、真珠の約1/6の軽さで、ナチュラルな風合いが特徴です。
コットンの表面には滑らかな凹凸があり、コーティング加工すると光の反射が柔らかくなるため、独特の表情が魅力的です。

色のバリエーションは豊富で、真っ白なホワイト、少しクリームがかった「キスカ」や、淡い「ピンク」「グレー」の他、2色を混ぜたグラデーション、少しかすみがかったシルキー、珍しいラメ入りもあります。そのバリエーションの多さから、ファッションや用途に合わせて選びやすく、最近ではカジュアルな結婚式や入学式、クラシックなイベントなど、フォーマルな場面でも愛用されることが増えてきています。

コットンパールは、スワロフスキー、ビーズ、シルクや化繊のリボン、金・銀メッキの金具などの素材とも相性が良く、ネックレスやピアス、イヤリング、ブレスレットなど、様々なアクセサリー作りに多用されています。コットンパールの軽さ、扱いやすさからハンドメイド作家からも人気です。また、真珠と比べて低価格で手入れが簡単なことから愛用者も増えています。